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「日本全土World Wide」って何?『ぴゅあいんざわーるど』TikTokで話題のフレーズ 元ネタやバズった理由を徹底調査!

TikTokで最近大きな注目を集めている音源「ぴゅあいんざわーるど 日本全土ver.」は、実はアイドルグループFRUITS ZIPPER(フルーツジッパー)の楽曲「ぴゅあいんざわーるど」の一部です。この音源は同曲中の歌詞で、具体的には「(日本全土 World Wide) 桁外れの野望 笑うのは野暮…」と繰り返される印象的なセクションから切り取られています。TikTok上ではこの部分の音源に合わせてリップシンク(口パク)やダンス動画が次々と投稿され、短期間で関連動画の投稿数が爆発的に増加しました。グループ公式アカウントやメンバー自身もこの音源を使ったクールなダンス動画を披露しており、運営側が公式音源の提供動画テンプレート配信で後押ししたことも拡散に拍車をかけています。メンバーの仲川瑠夏は、「曲自体もすごく楽しくてみんなノリやすい大好きな曲なんですけど、まさかあの『日本全土 World Wide♪…』のところだとは思っていなくて…こうやってバズってくれるのはすごく嬉しい」と驚きを交えてコメントしており、グループ側にとっても意外な形でのブレイクとなったようです。


目次
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INFOMATION

「ぴゅあいんざわーるど」はどんな曲?過去曲なのに再注目!

「ぴゅあいんざわーるど」は、FRUITS ZIPPERが2023年8月4日にリリースした楽曲で、実は最新曲ではなく過去に発表された曲です。2023年8月中旬には公式ミュージックビデオ(MV)もYouTubeで公開されており、MVは原宿周辺のロケ地で撮影されたポップでカラフルな映像作品に仕上がっています。MVのコンセプトは「原宿から世界へ、ぴゅあな想いを届けよう!」というもので、メンバーゆかりのスポットや3Dグラフィックをふんだんに取り入れ、グループの掲げる“NEW KAWAII”な世界観が表現されています。作詞・作曲・編曲を手掛けたのは玉屋2060%で、疾走感のあるサウンドとともに日本語と英語が混ざったキャッチーなフレーズが特徴の一曲です。

曲名「ぴゅあいんざわーるど(pure in the world)」が示す通り、「純粋な世界」をテーマに据えた楽曲でもあります。歌詞の冒頭では「足りない…足りない…焦燥感…」といった満たされない気持ちが綴られていますが、サビにかけて「「なれたらいいな」じゃなくて「なるんです!!」」と力強く宣言するように、曖昧な願望から確固たる決意へと変化していく前向きなメッセージが込められています。実際ライブでも観客に「なるんです!!」と叫ぶシーンがあり、そのポジティブなフレーズはファンの心に刺さる名ゼリフとなっています。こうした歌詞の内容もあり、発売当初からファンの間では人気の高い曲でした。実際、メンバー自身も「みんなノリやすくて大好きな曲」と語っており、当時はグループの代表曲の一つとしてパフォーマンスされていました。なお、「ぴゅあいんざわーるど」はデビュー後初のCDシングル『わたしの一番かわいいところ』発売(2023年9月)の前に先行配信曲としてリリースされた経緯があり、今回TikTokで再び脚光を浴びたことで“遅咲きのヒット”と言える状況になっています。

FRUITS ZIPPERとは?原宿発「NEW KAWAII」アイドルグループ

FRUITS ZIPPER(フルーツジッパー)は、2022年に結成された7人組アイドルグループです。音楽プロデューサーの木村ミサ氏が手掛けるASOBISYSTEMの新アイドルプロジェクト「KAWAII LAB.」から誕生したグループで、「原宿から世界へ」をコンセプトに掲げ、日本発の“KAWAII”カルチャーを世界に発信することを目指しています。グループ名の由来は、“実を結ぶ”という意味の「FRUIT」と、“元気を与える・チャージする”という意味の「ZIP」を組み合わせたもので、「見た人に元気とハッピーをチャージする」という思いが込められています。またファンからは「ふるっぱー」という愛称で呼ばれており、メンバー7人それぞれが担当カラーを持つ個性派揃いでありながら、全員とても仲が良く賑やかで明るいグループとして知られています。

引用元:PR TIMES

デビュー直後からFRUITS ZIPPERはSNSを積極的に活用しており、2022年に配信した楽曲「わたしの一番かわいいところ」がTikTokで大ブレイクしました。耳に残るキャッチーなフレーズと振り付けで国内外から注目を集め、TikTok上で累計8億回再生、YouTubeの公式MV再生数も1,200万回を突破する大ヒットとなっています。この曲のヒットで一躍知名度を上げたFRUITS ZIPPERは、2023年末の「第65回 輝く!日本レコード大賞」において最優秀新人賞を受賞し、アイドルシーンの新人王とも言える快挙を成し遂げました。その勢いのまま2024年には東京・日本武道館での結成2周年ライブを成功させ、2026年には東京ドーム公演も決定するなど、着実にステップアップしています。こうした快進撃もあり、Z世代を中心に「原宿発の新世代アイドル」として大きな支持を得ている注目グループです。

なぜ「ぴゅあいんざわーるど」がバズったのか?考えられる理由まとめ

過去曲である「ぴゅあいんざわーるど」が今になってバズった背景には、いくつかの要因が考えられます。

難解な早口歌詞のインパクト

例の「日本全土WORLD WIDE…」のパートは非常にテンポが早く言葉数も多いため、歌詞テロップなしでは聞き取るのが難しいほどです。実際、「野望」と「野暮」という同音異義語を立て続けに歌う箇所があり、そのユニークな韻が「何て言ってるの?」と興味を引くポイントになりました。歌詞が難解なぶん、一度意味を知ると「こんなことを歌っていたのか!」と驚きと共に記憶に残りやすいのもバズった一因でしょう。また、FRUITS ZIPPER公式が歌詞が分かる動画を投稿したことも、ファンを含む多くの人がさらに音源に興味を持つきっかけとなったと言えるでしょう。

アイドルらしからぬクールな表情

TikTokに投稿されたダンス動画では、メンバーたちが笑顔を封印しクールな表情でキレのある振り付けを踊っています。普段は可愛らしい笑顔が魅力のアイドルが真剣な表情で踊るギャップが「かっこいい!」と受け取られ、SNS映えするポイントになりました。特にZ世代の視聴者には、そのクールな雰囲気がおしゃれに映り、繰り返し視聴されたようです。

意外性のある振り付け演出

バズった動画の振り付けには、後ろを向いて踊っていたメンバーが次々と前を向いていく演出があります。最初は背中越しに始まり、曲中のタイミングで一人ひとりがカメラに振り返るようにターンするこのシーンは、「誰がいつ振り向くのか?」と見ていてワクワクする仕掛けです。また、自分が振り返るタイミングを待つメンバーの後ろ姿を撮影した動画も投稿され、その可愛い待ち姿も話題です。まるでPVのワンシーンのようにドラマチックな振り付けが短い動画の中でも映えるため、初見の人の心を掴みやすかったのでしょう。

フレーズ自体のキャッチーさ

ぴゅあいんざわーるど(pure in the world)」というタイトルや「日本全土WORLD WIDE」といったフレーズは、日本語と英語がミックスされた独特の響きを持ち、とてもキャッチーです。耳に残る音の良さから、思わず真似して口ずさみたくなる中毒性があり、これがバズる大きな要因になりました。「日本全土WORLD WIDE」という言葉自体が一種の流行語的な独り歩きもしており、楽曲を知らない人でもフレーズだけ知っているという現象も起きています。



まとめ

以上のように、FRUITS ZIPPERの「ぴゅあいんざわーるど」は2023年発表の楽曲がTikTokをきっかけに再ブレイクしたケースと言えます。歌詞や振り付けの面白さ、メンバーの見せる新たな一面、そしてSNS時代ならではの広がり方が相まって、「日本全土WORLD WIDE 桁外れの野望」というフレーズは若年層の間でちょっとしたブームになりました。まだこのトレンドに触れていない方も、ぜひTikTokの関連動画や公式MVをチェックして、その中毒性と魅力を体感してみてください。きっと頭から離れなくなること間違いなしです!


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