
最近、TikTokやYouTubeでORANGE RANGE(オレンジレンジ)の曲が再び脚光を浴びているのをご存知でしょうか?たとえば2008年発表の「おしゃれ番長 feat.ソイソース」がTikTokで大バズりし、まもなく再生数3億回に届こうとしています。さらに「イケナイ太陽」令和版のミュージックビデオ(MV)が公開直後にYouTube急上昇チャート1位を記録するなど、令和の今、ORANGE RANGEが“再ブレイク”を果たしているんです。
ORANGE RANGEは2000年代に数々のヒット曲を飛ばしたバンドですが、近年になってその魅力がZ世代にも再評価されています。「名前は聞いたことあるけど詳しく知らない…」という方のために、この記事ではORANGE RANGEとはどんなグループかを紹介し、令和の今ぜひ聴いてほしい名曲の数々をわかりやすくまとめます。それでは行ってみましょう!

ORANGE RANGEとは?沖縄発の人気5人組バンド

SNS | ユーザー名 |
---|---|
youtube | @ORANGERANGEsonymusic |
X(旧twitter) | @orangerangenow |
◇プロフィール
ORANGE RANGEは、沖縄出身の男性5人組ロックバンドです。特徴はボーカルが3人いること。低音・中音・高音のボーカルがそれぞれラップや歌を巧みに担当し、ロックにヒップホップやレゲエ、ポップスの要素をミックスした自由な音楽性が魅力です。2001年に地元で結成し、2003年「キリキリマイ」でメジャーデビューして以来、ジャンルにとらわれない卓越したポップセンスで数々の名曲を生み出してきました。
メジャーデビュー翌月に発売した「上海ハニー」(2003年)がティーンを中心に一気にブレイク。以降2004年から2006年にかけてシングル9作連続でオリコン1位を獲得する快進撃を見せます。特に爽やかなバラード「花」(2004年)はオリコンチャートに52週連続ランクインするロングヒットとなり、同年発売のアルバム『musiQ』は累計263万枚を売り上げる大ヒットを記録しました。こうした実績から第19回日本ゴールドディスク大賞ではアーティスト・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、まさに国民的人気バンドとして一時代を築いたのです。
その後メンバーの脱退やインディーズ活動への移行など紆余曲折もありましたが、現在も5人体制で精力的に活動中です。近年は当時のヒット曲がSNSを通じて若い世代に広まり、往年のファンだけでなく新たなファン層を獲得しています。
令和版「イケナイ太陽」が話題に!TikTokでも大バズり
ここからは、ORANGE RANGEが令和に再ブレイクした背景を見ていきましょう!
◇不動の名曲『イケナイ太陽』令和ver.
2025年夏、ORANGE RANGE自らの企画「#ナツい夏プロジェクト」(※「懐かしい夏」の意を込めたキャンペーン)の一環で、「イケナイ太陽」の令和版MVが公開されました。「イケナイ太陽」は2007年にリリースされ、フジテレビ系ドラマ『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』の主題歌として当時大ヒットした楽曲です。18年の時を経て発表された令和版MVは、公開直後にYouTube急上昇ランキングで1位を獲得し、わずか2日で180万回以上再生されるなど大きな反響を呼びました。MVには平成時代を彷彿とさせる“小ネタ”が72個も散りばめられており、「平成を生き抜いた全国民大歓喜!」といった当時を知るファンの興奮の声も多数上がりました。懐かしさと遊び心満載の映像に、「致死量の平成を浴びた(笑)」とのコメントが出るほど話題沸騰だったのです。
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◇Z世代の中で大ブレイク!『おしゃれ番長 feat.ソイソース』
一方でORANGE RANGEのもう一つの名曲「おしゃれ番長 feat.ソイソース」(2008年発売)にも再びスポットライトが当たっています。17年前に江崎グリコ「ポッキー」CMソングとして流れたこのファンキーな曲が、現在TikTokで10代を中心に大流行中なのです。TikTok上では「おしゃれ番長」の振り付け動画が1.6万本以上投稿され、総再生数は3億回に迫る勢い!当時リアルタイムでCMを見ていないZ世代の若者たちが次々とこの曲に合わせて踊り、人気インフルエンサーや乃木坂46といった現役アイドルまで参加する一大ムーブメントとなっています。再公開された当時のMVにも「この軽いノリが今の時代に一番求められてる気がする」「現役高校生ですが最近ドはまりしました!」といったコメントが寄せられ、令和の時代に改めてORANGE RANGEのポップな魅力が再評価されていることがうかがえます。
◇再ブレイクの発端!「#ナツい夏プロジェクト」
こうした盛り上がりは偶然ではありません。実はORANGE RANGE自身が仕掛けたプロジェクトによるものなのです。前述の「#ナツい夏プロジェクト」は2023年ごろから始まった企画で、懐かしい平成~2000年代の自分たちの曲に再度スポットを当てて夏を盛り上げようという試みです。2025年7月2日(語呂合わせで「ナツの日」)に令和版「イケナイ太陽」MVを公開したのを第1弾に、続く第2弾として7月9日に「おしゃれ番長」MVを公式YouTubeで再公開しました。さらに全国ツアー「RWD← SCREAM 025」が同年9月から開催決定し、各地で親子で楽しめる“親子席”を設けるなどユニークな試みも話題です。当時ファンだった親世代と、TikTokで知った子ども世代が一緒にライブに参加できる席が用意されており「まさに世代を超えたエンタメ!」と注目を集めています。ORANGE RANGEはこのように令和の音楽シーンに新風を吹き込みつつあり、その動向から目が離せません。

ORANGE RANGEの名曲紹介:世代を超えて愛される楽曲たち
それでは、ORANGE RANGE初心者にもぜひ聴いてほしい定番ソングをいくつかご紹介します。どれも耳に残る名曲ばかりなので、この機会にチェックしてみてください✨
上海ハニー (2003年)
メジャーデビュー年にリリースされた夏全開のパーティーチューン。南国沖縄らしい陽気なノリとキャッチーなメロディでORANGE RANGEの名を全国区に押し上げたブレイク曲です。今でも夏の定番ソングとして根強い人気があります。
ロコローション (2004年)
夏と言えば真っ先に名前が挙がる、弾けたサマーパーティーソング。コミカルな歌詞とラテン調のノリノリなサウンドがクセになる一曲で、オリコン週間ランキングでは2週連続1位を記録した超ヒット曲です。2004年の『NHK紅白歌合戦』でも披露され、一躍その年の顔とも言える存在になりました。
花 (2004年)
映画『いま、会いにゆきます』主題歌にも起用された珠玉のバラード。「花」はORANGE RANGE最大のヒット曲の一つで、オリコンチャートに52週連続ランクインするロングセラーとなりました。切なく美しいメロディと歌詞に「泣ける…」と感動するファンが続出し、今でも色あせない名曲として愛されています。
*〜アスタリスク〜 (2005年)
テレビ東京系アニメ『BLEACH』初代オープニングテーマとしても知られるロックナンバー。激しいギターリフに乗せたラップ&ボーカルの掛け合いがカッコよく、ORANGE RANGEらしいエネルギッシュな一曲です。カラオケでも盛り上がる定番で、当時を知らない若い世代にも「この曲だけは知ってる!」と言われることが多い人気曲です。
イケナイ太陽 (2007年)
フジテレビ系ドラマ『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』の主題歌として制作され、夏にピッタリの明るく爽やかなポップチューンです。リリース当時からCMや有線で大量オンエアされるほど大ヒットし、学生を中心にカラオケの定番ソングにもなりました。そして2025年に令和版MVが公開されると再び注目を集め、YouTube急上昇1位を獲得するなど見事に再ブレイクを果たしています。ORANGE RANGEの代名詞とも言える一曲なので、ぜひ原曲と令和版MVの両方をチェックしてみてください。
おしゃれ番長 feat.ソイソース (2008年)
「オシャレ番長、かなりツボ!」のフレーズが耳に残るファンク調ナンバー。江崎グリコ「ポッキーチョコレート」CMソングとして話題になり、ユニークな掛け合いとダンスが楽しい一曲です。リリース当時のオリコン最高位は5位でしたが、近年になってTikTokで火が付き、当時のMVが公式YouTubeに再公開されるなど異例の盛り上がりを見せています。令和の今になって再評価された象徴的な曲として、要注目です。
まとめ|令和に平成の風を吹かす!ORANGE RANGEで青春に浸ろう🍊
平成〜2000年代に青春を過ごした世代には懐かしく、Z世代にとっては新鮮に映るORANGE RANGEの音楽。SNSを通じて世代を超えたブームを巻き起こしている様子は、とてもワクワクしますよね。かつて日本中を席巻した彼らのサウンドは、令和の時代にも色あせるどころか新たな輝きを放っています。
今回紹介した名曲をきっかけに、ぜひORANGE RANGEの音楽に触れてみてください。夏にピッタリのアゲアゲな曲から心に沁みるバラードまで幅広く楽しめるはずです。スマホ片手に当時のMVを観たり、一緒に歌って踊ったりすれば、きっと今のあなたの毎日にもハッピーな風を運んでくれることでしょう。令和の夏、ORANGE RANGEの名曲で思い切り盛り上がってみませんか?✨
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