
「暴走モルモットダンス」とは、韓国の6人組ガールズグループ IVE(アイヴ) の日本人メンバー レイ が楽曲「ATTITUDE」のパフォーマンス中に披露した特徴的な振り付けにつけられた愛称です。レイが曲中で見せた、腰を落として腕を力強く振りながら前に突き進むようなダンスがファンの間で「まるで暴走するモルモット(=ギニーピッグ)みたい!」と話題になり、このユニークな名前が広まりました。2025年2月のカムバック直後からSNS上で注目を集め、TikTokやX(旧Twitter)でも拡散されて一種のブームとなっています。
元ネタ・意味と振付の由来
「暴走モルモットダンス」の元ネタはIVEの楽曲「ATTITUDE」におけるレイのパフォーマンスです。同曲の後半パートで、レイが低い姿勢で前方に進みながら腕を大きくブンブンと振る振付があり、その全力で可愛らしい動きが「暴走するモルモット」に例えられました。実際、モルモット(ギニーピッグ)は小柄で元気に走り回るイメージの動物で、この振付の印象にピッタリだったことからこう呼ばれるようになったと考えられています。
振付自体は曲のタイトル通りパワフルでエネルギッシュですが、レイは常に満面の笑みを浮かべてこのダンスを踊っています。激しい動きをしながらも笑顔を絶やさないギャップに「可愛すぎる」「元気をもらえる」といった声が上がり、瞬く間にファンの心を掴みました。なお、この振付は見た目以上にハードで、実際に真似してみると低い姿勢を保ちながら腕を振るのはかなりの運動量だという指摘もあります。
流行したきっかけ
この「暴走モルモットダンス」が流行したきっかけは、ファンによるSNS投稿と口コミ拡散でした。IVEのカムバックステージ映像を見たファンがX(Twitter)上で「レイちゃんが暴走するモルモットみたいで可愛い!」とコメントしたことが始まりとされ、そのツイートが瞬く間に拡散。同時期にTikTokでもレイの該当シーンの動画が投稿され、コメント欄で「暴走モルモット」と称賛する声が相次ぎました。
こうしたファン発の盛り上がりにより愛称が定着すると、他のユーザーも面白がって真似動画を投稿し始め、一種のチャレンジ化しました。いわゆる「暴走モルモットチャレンジ」として、TikTokを中心に関連動画が次々バズり、レイ本人が中心となったこのムーブメントは活動終了後も続くほどの人気となりました。SNS上で生まれた愛称が公式にも届き、メンバーたちも公の場でこの話題に触れるまでになっています。
SNS上では、一般のファンはもちろん有名人や他グループのアイドルまで、こぞって「暴走モルモットダンス」を真似した動画を投稿しています。TikTokやリールでこのダンスを見る機会が一気に増え、「あのモルモットみたいなダンス可愛い!」とZ世代を中心に話題が爆発しました。次で、特に注目を集めたTikTok上の投稿例をいくつか紹介しましょう。

TikTokで話題の「暴走モルモット」動画
流行に火がついたTikTokでは、多くのインフルエンサーやアイドルが「暴走モルモットダンス」を投稿しています。中でも反響の大きかった投稿の一例を挙げます。
CUTIE STREET
原宿発のアイドルグループ CUTIE STREET のメンバーたちも「ATTITUDE」の振付を真似する動画を披露しています。彼女たちのキュートなダンスは大きな話題を呼び、TikTokに投稿された動画は20万件近い「いいね」を獲得しました。プロのアイドルによる完成度の高いカバーに「再現度がすごい!」「可愛すぎる」と絶賛コメントが殺到しました。
LE SSERAFIMのチェウォン
同じK-POP界からは、*LE SSERAFIM(ルセラフィム)*のメンバー チェウォン がこのダンスに挑戦したことで話題に。彼女がステージの合間に披露した「暴走モルモット」ムーブに対し、ファンが「まじでチェウォン可愛すぎる!」「他グループまでモルモット感染!」と大盛り上がりし、その動画クリップが拡散されました。
このほかにも、ZEROBASEONE(韓国のボーイズグループ)のソク・マシューや、NCT WISHの日本人メンバー(サクヤ、ユウシ)など、多くのアイドルたちが次々とこの振付チャレンジ動画を公開しています。プロ・アマ問わず様々な人が参加したことで、暴走モルモットダンスのブームはより一層加速しました。
IVEとレイに注目が集まる背景
IVE(アイヴ)は2021年12月デビューの6人組ガールズグループで、元IZ*ONEのウォニョンやユジンを中心に結成され、日本人メンバーのレイも所属しています。デビュー曲「ELEVEN」や「LOVE DIVE」が次々とヒットし、瞬く間にトップクラスの人気グループとなりました。2025年には3rd EP『IVE EMPATHY』でカムバックし、ダブルタイトル曲「REBEL HEART」「ATTITUDE」で音楽番組のトリプルクラウンを達成するなど絶好調の活躍を見せています。
そんな中、唯一の日本人メンバーであるレイさんにも大きな注目が集まっています。北海道出身のレイはラップとボーカルを担当しており、独特の低音ラップと柔らかい声質で楽曲に彩りを与える実力派です。
もともと高い人気を誇っていましたが、「暴走モルモットダンス」でさらに脚光を浴びることになりました。レイの全力ダンスがSNSでバズったことで「IVEのレイ=暴走モルモット」のイメージが浸透し、日本国内でも彼女の知名度が飛躍的にアップしています。
レイ本人もこの愛称を面白がっており、公式のインタビューなどで「暴走モルモット」というワードに言及しています。さらに、Instagramのプロフィールアイコンをモルモットの写真に変更するなど、ファンの遊び心に応える一面も見せました。メンバーたちもそのノリを楽しんでいて、音楽番組のアンコールステージではIVE全員で「暴走モルモットダンス」を踊る場面もあったほどです。グループぐるみでブームを盛り上げる姿に、「こういうところも含めてIVEが大好き!」という声が多く聞かれます。
ダンスの特徴となぜ「暴走モルモット」と呼ばれる?
暴走モルモットダンスの最大の特徴は、その全身を使ったコミカルかつパワフルな動きにあります。レイは曲の間奏部分で軽く腰を落とし、腕を前後に大きく振り回しながら小走りで前進します。曲のテンポに合わせて腕を振る様子はまるで何かに向かって一直線に突っ走るモルモットのようで、見ている人を思わず笑顔にさせるインパクトがあります。しかもレイ自身が終始ニコニコと楽しそうに踊っているため、ダイナミックさと可愛らしさが同居した印象を与えています。
この振付が「暴走モルモット」と呼ばれるようになった理由は、その動きがモルモット(Guinea Pig)のイメージと絶妙にマッチしたためです。モルモットは小動物ながら元気いっぱいに駆け回る愛らしいイメージがあり、レイの振付を初めて見たファンから「小さくて可愛いモルモットが暴走してるみたい!」という声が上がりました。他の動物ではなく“モルモット”に例えられたことでユーモアが生まれ、唯一無二の愛称としてSNS上で広まったのです。
まとめ
今回は、話題の暴走モルモットダンスの元ネタから流行の経緯、そして魅力について詳しく解説しました。ユーモア溢れるファン文化とIVEのパフォーマンス力が合わさって生まれたこのブーム、ぜひあなたも一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。暴走モルモットの勢いはまだまだ続きそうです。🐹💨
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