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【TikTokで話題】マユリカミームとは?元ネタや魅力を徹底解説

マユリカとはどんなお笑いコンビ?(プロフィール・芸風)


マユリカは吉本興業所属の男性お笑いコンビです。2011年に結成され、NSC大阪校33期出身の幼馴染コンビでもあります。メンバーはボケ担当の阪本匠伍(さかもと しょうご)とツッコミ担当の中谷祐太(なかたに ゆうた)で、幼少期からの親友同士です。近年では漫才頂上決戦「M-1グランプリ」でも頭角を現し、2023年・2024年大会で連続して決勝に進出しています。

芸風の特徴: マユリカは主に設定を交えたコント漫才を得意としています。舞台に登場するとき、阪本さん(ボケ役)は小走りでマイクに駆け寄る独特のつかみを見せます。ネタが始まると、まず二人で状況設定を説明し、そのシチュエーションを再現していくスタイルです。阪本さんは低めで暗いトーンのボケを繰り出し、それに対して中谷さんが高い声で激しくツッコむという、メリハリのある掛け合いが持ち味となっています。こうした息の合ったコンビ芸と独創的なネタで、「キモダチ(=“キモい友達”)」という独特の関係性や世界観も含め、若手お笑いファンから注目を集めています。


目次
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INFOMATION

マユリカミームとは何か?

マユリカミームとは、お笑いコンビ・マユリカの中谷さん発のネットミームのことです。特に「オイラが行くしか、ねぇな♪」というフレーズを使ったミーム動画を指します。このフレーズは、まるで昔のヒーローの決めゼリフのようなインパクトがあり、TikTokやX(旧Twitter)などで2025年夏頃から急速に話題になりました。若いユーザーの間では「一度聞いたら頭から離れない」と評判になるほど、中毒性のあるミーム音源になっています。

ミームの内容・特徴: 動画の内容としては、「何かトラブルが起きたとき」や「他にやる人がいない場面」で、最後にこの決めゼリフ「オイラが行くしかねぇな♪」を使用するのが定番パターンです。例えば、クラスや職場で誰も手を挙げない仕事があるときに「(困った…)オイラが行くしかねぇな」といった具合に、状況に合わせて使われます。動画では中谷さん本人が和装でこのフレーズを歌う様子(後述の舞台の一場面)が素材として使われており、多くの場合「口パク」やテロップでセリフに合わせた演出がなされています。このミームは非常に汎用性が高く、口パク動画・写真の字幕ネタ・短いコント風動画など、どんな形式に乗せてもオチとして成立する「汎用キャプション」になっている点が特徴です。ハッシュタグ「#マユリカミーム」や「#中谷ミーム」と共に、様々なシチュエーションで使われるテンプレートネタとして浸透しています。

バリエーション: マユリカミームは基本の音源だけでなく、ユーザーによって様々なアレンジも加えられています。例えば、人気アニメや他の芸人に絡めたパロディも登場しています。実際にTikTok上では「#鬼滅の刃」「#煉獄杏寿郎」といったタグと一緒にこのミームが使われており、アニメ『鬼滅の刃』のキャラクターに中谷さんのセリフを重ねてネタにする動画も投稿されています。また、お笑い芸人ナダルさん(コロコロチキチキペッパーズ)を題材にした「ナダルが行くしか、ねぇな」という派生ネタも作られ、こちらもSNS上で注目を集めました。このように、元ネタをもとにした創作や替え歌も含め、多くのユーザーが自由に楽しめるミームへと発展しています。

マユリカミームの元ネタは?どんな動画・発言が由来?


マユリカミームの元ネタは、ずばりマユリカ中谷祐太さんが2023年に上演した一人ミュージカル『七里、山越えて』での劇中フレーズです。中谷さんは相方・阪本さんの提案を受けて約10ヶ月準備し、この舞台で脚本・演出・作詞作曲・主演のすべてを一人でこなしました。主人公「弥七(やしち)」に扮した中谷さんが、病床の幼なじみのために険しい山道を越えて薬草を取りに行く物語を熱演し、その劇中歌のひとつが「オイラが行くしか、ねぇな♪」だったのです。この楽曲では、弥七が「自分が行くしかない!」と決意を歌い上げる力強いフレーズが繰り返され、観客の印象に残りました。

舞台終了後も、このフレーズはマユリカのファンコミュニティで愛され続けました。ラジオ関西のポッドキャスト番組『マユリカのうなげろりん!!』では、第102回放送回の正式タイトルに「オイラが行くしか、ねぇな♪」が採用され、リスナーたちの間で合言葉的な存在になっています。さらに「2023年のうなげろりん流行語大賞」にも選ばれたというエピソードがあり、コアなファンには既にお馴染みのフレーズでした。こうした下地がありつつ、一般には舞台本編の映像が公開されていなかったため、しばらくは知る人ぞ知る存在だったと言えます。しかし2024年以降、中谷さんたちがM-1で脚光を浴びたことも手伝い、この名ゼリフがSNS上で徐々に拡散していくことになります。

マユリカミームはなぜバズった?SNSで拡散した経緯・理由

マユリカミームがここまでバズったのは、いくつかの要因が重なった結果です。まず第一にフレーズ自体のインパクトと中毒性が挙げられます。「オイラが行くしか、ねぇな♪」という言葉の区切りとリズム感は非常に耳に残りやすく、一度聞けば思わず真似したくなるキャッチーさがあります。実際、「お・い・らが・行くしか・ねぇな」と小気味よく音ハメできるテンポの良さがあり、口パク動画や字幕ネタにぴったりフィットしました。歌詞もシンプルで覚えやすいため、TikTok世代にとって扱いやすい素材だったのです。

第二に、TikTokを中心としたSNSプラットフォームとの相性の良さがあります。2025年の夏頃には、TikTokのハッシュタグ検索やおすすめページに「おいらが行くしかねえな 元ネタ」等のまとめ投稿が多数並ぶようになり、投稿者自身が「元ネタ=マユリカ中谷の一人ミュージカル」と明記するケースも増えました。つまり、TikTok内で半ば定番の流行文句として定着したのです。ユーザーたちは思い思いのシチュエーションにこの音源を当てはめ、「あるあるネタ」や「○○してくれる人がいないとき……『オイラが行くしかねぇな!』」といったテンプレートで次々と動画を生み出しました。こうした汎用性の高さが、ミームの拡散スピードを加速させました。実際にTikTokでは、マユリカファン以外の層にもこの音源が広まり、様々なジャンルのネタ動画に利用されています。

さらに見逃せないのが、公式やファンコミュニティの盛り上げです。マユリカは2023年9月の公演直後、自身の公式YouTubeチャンネルでこの一人ミュージカルの舞台裏ドキュメンタリーを公開しました。中谷さんが試行錯誤しながら一人舞台を作り上げる姿や、相方の阪本さんが陰ながら支える様子が映し出され、ファンの間で大きな反響を呼びました。この「裏側の物語」が共有されたことで、「オイラが行くしか、ねぇな♪」というフレーズにも中谷さんの努力や達成感というストーリー性が付加されました。ファンにとってこの言葉は単なるおもしろフレーズ以上の意味を持ち、TikTokなどで積極的に二次創作(切り抜き動画やパロディ)を作る原動力となったのです。言い換えれば、耳に残る強さ×ショート動画との親和性×背景にある感動エピソードが三位一体となり、一気にムーブメント化したと言えるでしょう。

拡散の経緯としては、まず熱心なファンがTikTok上で素材を提供したことが始まりでした。あるユーザーは中谷さんの舞台映像をグリーンバック合成用に加工し、「#素材」「#配布」とタグを付けて公開しています。これにより一般ユーザーも簡単にミーム動画を作れるようになり、一気に裾野が広がりました。また、「#バズれ」というハッシュタグを付けて再生回数アップを狙う動きも見られ、多くの人がトレンドに乗って投稿を量産したのもバズった一因です。中には数万「いいね」を獲得する動画も出現し、「マユリカミームって一体何なの!耳から離れないんだけど!」といった驚きの声がX上で飛び交うまでになりました。こうしてSNS上での露出が増えるほどに、「マユリカ」という名前自体の認知度も上がり、ミーム経由でコンビのファンになる若者も増えているようです。

まとめ

以上のように、「マユリカミーム」はお笑いコンビ・マユリカ発のネットミームであり、その魅力的な元ネタとSNSでの盛り上がりによって大ブレイクしました。フレーズの面白さ共感できるシチュエーション、そして作り手(中谷さん)の人柄や努力といった要素が相まって、単なる流行語以上の広がりを見せています。このミームをきっかけにマユリカを知った人も、ぜひ本家のネタや活動にも触れてみると、新たな発見があるかもしれません。今後も「オイラは行くぜ、何処までも♪」とばかりに、マユリカとそのミームはますます勢いを増していきそうですね。

バズった投稿例まとめ

最後に、実際にSNS上で大きな反響を呼んだ投稿例をいくつかご紹介します。いずれもTikTokで数万以上の「いいね」を獲得し、マユリカミームの拡散に一役買ったものです。

@kaichos_225

…3人でご飯デート、楽しみだね❤️(訳:どういうつもりか、じっくり話し合おうじゃないの。) #カップルの日常 #カップル #マユリカミーム

♬ オリジナル楽曲 – かいちょすカップル – かいちょすカップル

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