【キングダム王騎】今再ブレイク中の俳優「大沢たかお」ってどんな人？基本プロフィールからバズっている理由、過去の経歴・主な出演作まで徹底解説！

INFOMATION

俳優「大沢たかお」とは？

◇プロフィール

大沢たかおさんは、東京都出身の俳優です。1968年3月11日生まれで、現在57歳（2025年時点）。身長は181cmと長身で、もともとはファッションモデルとして活躍していました。大学在学中の1987年にスカウトされモデルデビューし、パリコレに参加するなど国際的に活動した経歴があります。

その後、1994年にテレビドラマ『君といた夏』で俳優デビュー。以降は俳優業が中心となり、日本を代表する実力派俳優の一人として知られるようになりました。私生活では1999年に歌手の広瀬香美さんと結婚しましたが、2006年に離婚しています（広瀬香美さんも近年TikTokで曲がバズって再ブレイクしたことで話題になりましたね）。俳優だけでなく歌手活動やエッセイ執筆などマルチな才能を発揮しており、趣味は海外旅行や音楽鑑賞と公言しています。

大沢たかおの経歴：モデルから大ヒット俳優へ

モデルから俳優デビュー

大沢さんはモデル出身という経歴から、俳優に転身した異色のキャリアの持ち主です。1990年代前半には『君といた夏』『若者のすべて』『星の金貨』などトレンディドラマに次々と出演し、知名度を上げました。特に1995年のドラマ『星の金貨』では難しい役どころを演じて注目を集めています。1995年には映画初主演作『ゲレンデがとけるほど恋したい。』が公開され、大ヒット。同名主題歌（元妻の広瀬香美さんが歌唱）とともにスキーブームの再燃を巻き起こしたほどです。

トップ俳優として走り続けてきた大沢さんですが、2016年頃から俳優活動を一時休業していた時期がありました。約2年間表舞台から離れ、「頑張ってもワクワクしなくなった」ことが理由だったと後に明かしています。そんな彼を再び奮い立たせたのが、映画『キングダム』の出演オファーでした。原泰久さん原作の超人気漫画の実写映画化で、2019年公開の第1作『キングダム』に伝説の大将軍・王騎（おうき）役で出演することが決まり、これを機に俳優復帰を決断します。復帰後はまさに第二の全盛期とも言える活躍ぶりで、以降の作品でも精力的に活動を続けています。

キングダム王騎役で再ブレイク！若い世代にも人気の理由

◇王騎将軍役のハマり具合がスゴい！

大沢たかおさん再ブレイクの大きなきっかけとなったのが、映画『キングダム』シリーズで演じた王騎将軍役です。王騎は原作ファンからも人気のキャラクターですが、実写版では大沢さんが圧巻の存在感で演じ切り、「ハマり役すぎる！」と公開直後から大反響を呼びました。役作りのために肉体改造まで行い、原作そのままの屈強な体と独特のしゃべり方を再現した演技は絶賛されました。その甲斐あって『キングダム』シリーズは大ヒットを連発し、2024年公開の第4作『キングダム 大将軍の帰還』では日本アカデミー賞最優秀助演男優賞（※）を受賞するまでになっています。若い原作ファンからも「王騎将軍役の人、カッコいい！」と支持を集め、新世代のファン層を獲得しました。
(※日本アカデミー賞の部門名は最優秀助演男優賞で、2007年以来2度目の受賞。)

◇SNS発「#大沢たかお祭り」でまさかのブーム

さらに追い風となったのが、2025年春にSNS上で突如巻き起こった「#大沢たかお祭り」というブームです。ゴールデンウィーク中、Meta社の新SNS「Threads（スレッズ）」上でユーザー有志が大沢さん演じる王騎将軍の画像をお題に、育児ネタや夫ネタの大喜利投稿を始めたのが発端でした。家事や育児の「あるある」を王騎のドヤ顔画像に載せて投稿するユニークな内容がウケて一気に拡散し、X（旧Twitter）やTikTokなど他のSNSでも次々に話題に。ハッシュタグ「#大沢たかお祭り」は瞬く間にトレンド入りし、「大沢たかお知らないけどこのネタ面白すぎる笑」といった若年層の投稿も見られました。

このブームに大沢さん本人も驚きつつも反応を示しています。大沢さんの公式Instagramではストーリーズに「祭」とだけ添えた笑顔の写真を投稿し、「本人にまで届いた！」とファンが盛り上がる一幕もありました。後日、この現象について問われた大沢さんは「あれで世のお母さんたちが日常の嫌なことを笑いに変えられるなら、エンターテインメントとしていいんじゃないかな」とコメントしています。自分が演じたキャラクターが世代を超えて楽しまれていることを寛容に喜ぶ姿勢も、「器が大きい！」とさらに好感度アップにつながりました。

主な出演作品・代表作まとめ

『星の金貨』（1995年のTVドラマ）

聴覚障害を持つヒロインと青年医師の純愛を描いた名作ドラマ。大沢さんはヒロインを支える医師役を好演しました。平均視聴率21.3%を記録し、当時社会現象となった作品です。90年代ドラマ黄金期を象徴する一本と言えます。

『世界の中心で、愛をさけぶ』（2004年の映画)

片山恭一原作のベストセラー小説「世界の中心で、愛をさけぶ」を基にした純愛映画。大沢さんは柴咲コウさんとW主演し、青春時代を森山未來さんが演じる二役に挑戦。切ないストーリーが話題を呼び、興行収入85億円の大ヒットとなりました。

『JIN-仁-』（2009年・2011年のTVドラマ）

現代の医師が幕末の江戸時代にタイムスリップするSF医療ドラマ。大沢さんが主人公の南方仁を熱演し、平均視聴率20%超えの大ヒットとなったシリーズです。タイムスリップものブームの火付け役にもなりました。

キングダム シリーズ（2019年～2024年）

原泰久の人気漫画を実写化した大ヒット映画シリーズ。大沢さんは伝説の大将軍・王騎役として出演し、迫力の演技で作品を牽引。最新作では日本アカデミー賞最優秀助演男優賞も受賞しました。

スクロールできます

まとめ：幅広い世代から愛され続ける名優、『大沢たかお』

エンタメの人気記事