【2025トレンド】モカムースメイクってなに？おすすめのプチプラコスメまで徹底解説！

モカムースメイクの特徴

Pantone社が選んだ2025年カラー「Mocha Mousse」。コーヒーを混ぜたチョコムースのような、上品で柔らかなブラウンです。 2025年の「カラー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれたモカムース (Mocha Mousse) は、その名の通りコーヒーを混ぜ込んだ贅沢なチョコレートデザートを彷彿とさせる、柔らかで温かみのある色調です。落ち着いたミルキーブラウンで、ほんのり甘さを感じるやわらかなブラウンカラーが特徴。見るだけでホッとするような温もりがありつつ、まろやかな質感が上品な印象を与えてくれます。

このモカムースカラーを取り入れたメイクが、今世界的に流行しています。ブラウン系のワントーンメイクで統一しつつ、シンプルなのにおしゃれに見えると評判です。韓国のトレンド発信をきっかけに、日本でもTikTokを中心に若い世代へ広まりました。ナチュラルで素朴な中にも上品さと優雅さが感じられる雰囲気が魅力で、ファッション同様メイクでも「抜け感」と大人っぽさを両立できるスタイルといえます。

また、モカムースのブラウンは派手すぎず肌なじみが良いニュートラルトーンなので、日常メイクにも取り入れやすい点も人気の理由です。 落ち着きのあるカラーゆえに大人っぽさを演出しつつも、どんなメイクにも合わせやすい万能感があります。濃いブラウンメイクは重たくなりがちですが、ミルキーなモカムーストーンを意識することで優しげなムードを保てるのもポイントです。つまり、「やわらかさ」と「深み」のバランスが取れたメイクと言えるでしょう。次からは、このモカムースメイクの具体的なやり方をステップごとに見ていきましょう。

モカムースメイクのやり方（簡単ステップ解説）

モカムースメイクはワントーンでまとまり統一感があるため、初心者でも挑戦しやすいナチュラルメイクです。ここでは6つのステップで基本的な方法を解説します。ポイントを押さえていけば、誰でも垢抜けたトレンド顔になれますよ。

1. ベースメイク: まずはいつも通り土台のベースメイクを整えましょう。厚塗り感を出さないように薄づきのファンデーションで肌を均一にし、セミマット～マット寄りの質感に仕上げるのがモカムースメイクの基本です。ツヤを抑えた肌にすることで、後でのせるマットなアイメイクやチークとの質感バランスが良くなります。
2. アイブロウ: 眉メイクは柔らかさを意識します。濃く描きすぎず、ブラウン系のアイブロウパウダーでふんわりと仕上げましょう。キリッとした眉よりも少し力の抜けたふんわり眉が今っぽさを演出します。おすすめは赤みを帯びたブラウンの眉コスメです。ほんのり赤みのあるブラウンならモカムースカラーの温かみと調和し、トレンド感も高まります。ペンシルで形を描いた後、パウダーでぼかしてナチュラルに整えると垢抜けた印象に仕上がります。
3. アイシャドウ: アイメイクの主役は何と言ってもブラウン系のアイシャドウ。モカムースメイクでは、マットな質感とやわらかな発色のアイシャドウを使うのがポイントです。まずベージュ～ライトブラウンをアイホール全体に広げ、まぶたに溶け込むようになじませます。次に少し深みのあるブラウンを目のキワや二重幅に重ね、グラデーションを作りましょう。ラメやグリッターのキラキラ感は控えめにし、細かなパールが入った程度のシャドウを選ぶと上品です。マットなブラウンを重ねてもミルキーなトーンを意識すれば重たくならず、優しげで大人っぽい目元が作れます。
4. アイライン・マスカラ: 次にアイラインで目元を引き締めます。できるだけ全体をブラウン系で統一するならダークブラウンのアイライナーがおすすめですが、あえて黒のアイラインを細く入れてメリハリをつける方法も◎。 実はウォン・ジョンヨ先生も「黒のアイラインをしっかり引くことで、ブラウンメイクでも目元が引き締まり可愛さと大人っぽさを両立できる」とコメントしています。ナチュラルに仕上げたい場合はブラウンのまつ毛際埋めライナー、ぱっちり見せたい場合は黒で目尻を少し延長すると良いでしょう。マスカラもブラウン系にするとより柔らかく、黒にすると目力がアップします。
5. チーク: チーク（頬紅）は入れすぎないのが洗練のコツ。肌になじむブラウン系チークをほんのり入れる程度で、柔らかさが引き立ちます。おすすめは赤みを抑えたベージュブラウン系のチークカラー。例えばセザンヌの「チークブラッシュ 02 シナモンブラウン」のように、赤みが少ない落ち着いたブラウンならモカムースメイクにぴったりのカラーです。頬の高い位置にうっすらと入れるだけで、自然な血色感と大人っぽい雰囲気をプラスできます。
6. リップ: リップメイクは仕上げの要。全体をブラウンで統一する分、唇にもブラウン系カラーを選びましょう。ベージュブラウンやココアブラウンなど、肌なじみの良い茶系リップがおすすめです。例えばセザンヌの「リップカラーシールド 03 ココアブラウン」はほんのり赤みを感じるブラウンカラーで、どんなメイクにも合わせやすい万能色です。モカムースメイクに取り入れると血色感をプラスしつつ、こなれた印象を演出してくれます。塗り方のコツはマット×ツヤのバランスです。顔全体をマットにまとめている分、リップだけ少しツヤ感を足すと重たくなりすぎず程よい抜け感が生まれます。リップ自体はマットタイプでもOKですが、その場合は上から透明グロスを薄く重ねるか、ティントリップなら軽く潤いを残す程度にすると良いでしょう。最後に指でポンポンと直塗りリップをぼかすと、唇の輪郭が柔らかくなりふんわりカジュアルな仕上がりになります。これでモカムースカラーのやさしい質感をしっかり表現できます。

★ワンポイントアドバイス: さらに余裕があれば、カラコンにもチャレンジしてみましょう。モカムースメイクとの相性が良いのは断然ブラウン系のカラコンです。瞳の色味をほんのり茶色寄りに変えるだけで、一気に柔らかいモカムースな雰囲気になります。必須ではありませんが、より雰囲気に統一感を出したい方は試してみる価値アリです。ナチュラルなブラウンのカラコンであれば違和感なく、おしゃれ度がアップしますよ。

モカムースメイクにおすすめのプチプラコスメ

高価なデパコスを使わなくても、モカムースメイクはプチプラコスメで十分に実現できます。学生さんでも手が届きやすい1,000円台前後のアイテムを中心に揃えてみました。どれもドラッグストアやバラエティショップで購入可能なので、気になるものがあればぜひチェックしてみてください。

キャンメイク「プティパレットアイズ」M01（メープルミルフィーユ）。ミルキーなブラウン4色が揃ったミニサイズのマットアイシャドウで、モカムースメイクに最適です。 プチプラコスメを上手に使えば、流行のモカムースカラーも気軽に取り入れられます。以下に、モカムースメイクに役立つおすすめアイテムをカテゴリー別にまとめました。

リップ: セザンヌ「リップカラーシールド 03 ココアブラウン」（¥660） – ほんのり赤みを感じるココアブラウンリップ。肌なじみが良くどんなメイクにも合わせやすい万能ブラウンで、モカムースメイクの仕上げに使えば血色感とこなれ感をプラスしてくれます。ジェル膜ティント処方で色モチも◎。指でポンポンとなじませればふんわりカジュアルに仕上がります。また、ツヤ感を足したい方には韓国コスメのBBIA「グローTint 19 Choco Bottle」（¥1,200）もおすすめ。深みのあるチョコブラウンで、じゅわっと自然な発色なのでブラウンリップ初心者さんでも挑戦しやすい一本です。しっかり潤いもあるグロウティントなので、モカムースメイクのセミツヤリップとして活躍してくれます

アイブロウ: ケイト「デザイニングアイブロウ3D EX-12」（約¥1,210） – 言わずと知れたケイトの名品アイブロウパウダー。EX-12番はほんのり赤みのあるブラウン系で、モカムースメイクにぴったりの柔らかい眉色が作れます。パウダーでグラデ眉が簡単に作れ、ふんわり立体感のある仕上がりに。

チーク: セザンヌ「チークブラッシュ 02 シナモンブラウン」（¥550） – プチプラの王道セザンヌから、驚きのワンコイン価格で手に入るブラウンチーク。02番は赤みの少ない落ち着いたブラウンで、肌になじむナチュラルな発色が魅力です。頬にひとはけするだけで大人っぽい陰影と血色感が生まれ、モカムースメイクにぴったりのカラー。プチプラなのに高発色＆高密着でコスパも抜群な優秀チークです。