
最近スキンケアで「セラミド」という言葉をよく耳にしませんか?「お肌に良いらしいけど、実際どうなの?」と気になっている方も多いでしょう。セラミドは肌の潤いを守るカギとなる成分で、乾燥や敏感肌対策のスキンケアによく配合されています。本記事では、スマホ世代の10代~20代前半の皆さんに向けて、セラミドの基礎知識から美容効果、製品の選び方、安全性までをカジュアルな言葉で丁寧に解説します。セラミドについての疑問を解消し、明日からのスキンケアに役立てましょう!
- セラミドってそもそも何?
- 使った方がいい人は?
- セラミドは何に効果があるの?
- 美容液・パック・サプリなど何で接種すればいいの?
- セラミドの併用禁忌や注意点は?
…など、気になる疑問をすべて解決!
これからセラミドを美容に取り入れようとしている人は最後まで読んでみてください。

佐久平エンゼルクリニック 院長
政井 哲兵 医師
鹿児島大学医学部卒業後、東京都立府中病院、日本赤十字社医療センター、佐久市立保浅間病院、高崎ARTクリニックを経て佐久平エンゼルクリニックを開業。
婦人科併設の美容皮膚科として全世代の女性の美容と健康をトータルにサポートしている。
日本生殖医学会認定 生殖医療専門医
日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医
セラミドって何?
セラミドとは、皮膚の一番外側にある角質層に存在する脂質(油分)の一種です。肌の角質細胞同士のすき間を埋める「細胞間脂質」と呼ばれる成分で、レンガ造りの壁に例えられる肌のバリア構造では**「レンガ(角質細胞)とレンガを接着するモルタル」の役割を果たしています。そのためセラミドが十分にあると肌のバリアがしっかり機能し、水分を逃さず外部刺激から肌を守ってくれます。実際、セラミドは角質層の脂質の約50%**を占める主要成分で、不足するとバリアが崩れて肌がカサカサになったり刺激を受けやすくなったりします。
セラミドの化学的には、スフィンゴシンという骨格に脂肪酸が結合した「スフィンゴ脂質」の一種ですが、難しい構造は覚えなくても大丈夫です。ポイントは、セラミドはもともと人の肌に備わっている天然保湿成分だということ。皮膚だけでなく少量は髪や脳など体内にも存在しますが、スキンケア文脈では主に肌の潤いとバリア機能を支える成分として語られます。
引用文献
“Ceramides, as a part of extracellular lipids in the stratum corneum, are important elements of the skin barrier and are involved in the prevention of transepidermal water loss.”
The role of epidermal sphingolipids in dermatologic diseases(2016 Sonia Borodzicz et al.)
セラミドに美容効果はあるか?
セラミドの美容に関する論文6本のうち、5本は美容効果あり、1本が可能性ありという結論ででした。その事からもセラミドには美容効果があることが研究からも証明されております。
美容に関する効果に関しては次の章で詳細に説明いたします。
参考論文一覧
- The effect of ceramides on skin absorption by Raman spectroscopy(2024 Song Hee Kim et al.)
- Ceramides and Skin Health: New Insights.(2025 Tze Lek Yong et al.)
- Safety Assessment of Ceramides as Used in Cosmetics(2020 Christina L. Burnett et al.)
Safety and Efficacy of Oral Intake of Ceramide-Containing Acetic Acid Bacteria for Improving…(2020 Yoshihiro Tsuchiya et al.)- Ceramides and Skin Function(2003 L. Coderch et al.)
- Effective Association of Ceramide-Coassembled Lipid Nanovehicles with Stratum Corneum…(2020 Jun Bae Lee et al.)
セラミドの美容効果とは?
セラミドは肌のバリアを支える存在であるため、スキンケアにおける美容効果も多岐にわたります。特に次のような嬉しい効果があります。
- 高い保湿力で乾燥を防ぐ
- バリア機能の改善
- エイジングケア効果
- 肌質改善・健やかな肌へ
高い保湿力で乾燥を防ぐ
セラミドは水分を挟み込んで保持する性質があり、肌の水分蒸発(経表皮水分蒸発, TEWL)を防ぎます。そのため肌のうるおいを長時間キープし、粉ふきやカサつきを予防します。十分なセラミドがある肌はしっとり滑らかで、逆に不足すると肌が乾燥してキメが乱れ、小じわが目立ちやすくなります。
バリア機能の改善
セラミドを補給すると乱れた角質細胞間のすき間が埋まり、外部刺激や細菌の侵入を防ぐバリア機能が強化されます。その結果、肌荒れや赤み、ヒリつきなどのトラブルを防ぎ、健やかな肌状態を保ちやすくなります。炎症を起こしにくくなることでニキビやアトピー性皮膚炎などの悪化防止にもつながります。
エイジングケア効果
肌のセラミド量は加齢や紫外線ダメージにより徐々に減少します。セラミドを外から補うことで、年齢とともに減少する潤いを補給し、肌の弾力低下や小じわ・くすみを和らげる効果が期待できます。十分に潤った肌はふっくらとハリが出て、細かなシワも目立ちにくくなります。
肌質改善・健やかな肌へ
継続的にセラミドを取り入れることで、肌質そのものが安定しやすくなります。例えば乾燥によるごわつきが改善されメイクのりが良くなったり、季節の変わり目でも肌荒れしにくくなったりします。また、セラミド配合の保湿剤をニキビ治療中に使うと、治療剤による乾燥や皮むけを緩和し、結果的に治療の継続を助けるとの報告もあります。このようにセラミドは「肌コンディションを底上げする」美容効果が期待できるのです。
セラミドはこんな方におすすめ
セラミドは基本的にどんな肌質の方にもメリットがありますが、特に以下のようなケースの人には積極的におすすめできます。
- 乾燥肌の方
- 敏感肌・肌荒れしやすい方
- ニキビ・オイリー肌の方
- エイジングサインが気になる方
乾燥肌はもちろんおすすめ
洗顔後につっぱりやすい、粉をふくほど乾燥する、といった乾燥肌さんにはセラミドは救世主です。水分保持力を高めて肌内部の潤いを逃がさないようにし、ガサガサ肌を滑らかに整えてくれます。高保湿のクリームなどでセラミドを補えば、しつこい乾燥トラブルの改善が期待できます。
オイリー肌にもおすすめなの?
脂性肌やニキビ肌で一見うるおっているようでも、実は肌内部が乾燥していたりバリアが乱れていることがあります。ニキビ肌の人は健常肌に比べセラミド量が少ないという研究もあり、不足したセラミドを補うことで皮脂と水分のバランスが整い、ニキビ悪化の一因である乾燥・炎症を軽減できます。ベタつきが心配な場合も、油分の少ないローションタイプやジェルタイプのセラミド製品を選べば問題ありません。
このように、セラミドは年代や肌質を問わず役立つ成分ですが、特に乾燥や肌荒れに悩む方には効果を実感しやすいでしょう。また予防的に使うことでトラブルを起こりにくくする目的でも有用です。実際、セラミドはオイリー肌から乾燥肌まで幅広い肌タイプで安全かつ有効だとされています。迷ったら一度試してみる価値アリの成分と言えます。
セラミドの治療・商品の種類
セラミドを補う方法には大きく分けて**外側からのケア(塗るセラミド)と内側からのアプローチ(飲むセラミド)**の2種類があります。ここでは、それぞれどんな製品や治療があるのかを紹介します。
外用:セラミド配合のスキンケア製品
最も一般的なのはセラミド配合の保湿化粧品を肌に塗る方法です。ドラッグストアやコスメ店で手に入る市販のセラミド配合クリーム・乳液・美容液・化粧水などがこれに当たります。
これらは乾燥肌向けの高保湿クリームから、脂性肌向けの軽いジェルまで質感もさまざまです。洗顔料やクレンジングにセラミドが配合された商品もあり、洗いすぎによる肌の乾燥を防ぐよう工夫されています。
また、市販品以外では皮膚科で扱う保湿剤(ヘパリン類似物質にセラミドを配合したもの等)もあり、アトピー肌のスキンケアに用いられることがあります。基本的に外用のメリットは必要な部分に直接セラミドを届けられる即効性にあります。塗ったその場でバリア機能のサポートができるので、乾燥や肌荒れにすぐ対処したいときに適しています。
内用:セラミドのサプリメントや食品
近年、体の中からセラミドを補給できるサプリメントも登場しています。
例えば米由来・コンニャク芋由来など植物性のセラミドを配合したカプセルやドリンクが市販されており、これらを毎日飲むことで肌の潤いを底上げする狙いがあります。
食品では小麦や大豆、米、甜菜などにセラミド類似物質(グルコシルセラミド)が含まれ、それらを抽出した機能性食品もあります。内側からのアプローチは即効性は低いものの、全身の肌に働きかけて乾燥しにくい体質づくりに役立つ可能性があります。実際、経口摂取したセラミドが肌の水分量を改善したという研究報告も複数あり、サプリメントによるケアは外用の補助的手段として注目されています。
なお、スキンケア製品に配合されるセラミドは多くが**人工的に合成された「ヒト型セラミド(疑似セラミド)」**です。ヒト型セラミドとは人の肌に存在するセラミドと同じ構造を持つ成分で、安全かつ効果的に肌になじみます。天然由来か合成かで効果に大きな差はなく、安定性や不純物の少なさから現在は合成セラミドの方が主流となっています。
引用文献
“Approaches to increase ceramide levels include directly replenishing lost ceramides with natural extracts, synthetic pseudo‐ceramides, or ceramide‐like analogues, as well as using supplements that stimulate the body’s natural ceramide production.”
Ceramides and Skin Health: New Insights(2025 Tze Lek Yong et al.)
セラミドは塗布と経口摂取どっちが効果ある?
セラミド製品には塗るタイプ(外用)と飲むタイプ(内用)があるとわかりましたが、「結局どちらの方が効果があるの?」と疑問に思いますよね。現時点での研究や専門家の見解を踏まえると、塗布と経口摂取はそれぞれメリットが異なり、一概にどちらが優れるとは言い切れません。
・即効ケアには塗布
・体質改善には経口
上記の住み分けで考えると良いでしょう。どちらか一方しか選べない場合、まずは肌トラブルに直接働きかけられる外用セラミドから始めるのがおすすめです。外用で日々のスキンケアをしつつ、必要に応じてサプリメントで内側からもサポートする、といった併用も効果的です。実際、経口セラミドについての複数の臨床試験をまとめた解析でも、プラセボ(偽薬)に比べ皮膚水分量の有意な増加と経表皮水分蒸散の低下が確認されており、外用・内用ともに肌にプラスに働くことが示されています。
セラミドの使う順番は?
セラミドを配合したクリームや美容液は「保湿&バリア強化」がメイン目的なので、スキンケアの最後の方に使うと効果を発揮しやすいとされています。特にビタミンCセラムやレチノールなど、有効成分が肌奥へ浸透してほしいアイテムが先に来て、その後セラミドでフタをするイメージを持つと◎です。以下では、一般的な夜のケア例を挙げて解説します。朝は同様の流れに日焼け止めを追加すればOKです。
メイクや皮脂汚れをしっかり落として、肌をリセットします。こすりすぎはバリア機能を傷つける原因になるので、優しく洗いましょう。
洗顔後はまず肌をうるおすために化粧水を使用します。ビタミンCセラムやレチノールを入れる前に、ベースとして肌を整える役割です。乾燥しがちな方は、このタイミングで保湿系化粧水をしっかりなじませておくと後のステップで刺激が軽減されます。
ビタミンCは酸性(pHが低い)環境で効果を発揮しやすい成分です。化粧水後すぐに肌へ塗布すると、肌表面のpHが安定し、成分が効率よく浸透しやすくなります。ビタミンCセラムがサラッとしている場合は、完全に馴染むまで1~2分ほど待つとベタつきを防止でき、次に使うアイテムの浸透も妨げにくくなります。
レチノールは肌のターンオーバーを促進し、ハリや弾力アップに効果的とされる成分ですが、人によっては刺激を感じることがあります。ビタミンCセラムと同じ夜に使う場合は、ビタミンCセラム塗布後に少し時間をあけてから塗るのがコツです。レチノールを使い慣れていないときは、週に2~3回程度からスタートすると肌荒れリスクを抑えられます。
ポイント:ビタミンCとレチノールは併用OK?
どちらも刺激が強い印象があり、同時に使ってはいけないわけではありません。ただし肌が敏感な人には負担になりやすい組み合わせなので、慣れるまでは交互に使う、あるいはビタミンCの濃度を低めにするなど工夫しましょう。
ビタミンCやレチノールで肌を整えたら、最後にセラミド配合のクリームや乳液で保湿&バリア強化を行います。セラミドは水分蒸発を防ぎ外部刺激から肌を守る働きがあるので、先に塗った有効成分を肌内部に留まらせ、うるおいを逃しにくくしてくれます。また、レチノールやビタミンCで肌が乾燥しやすい方にとっても、セラミドは刺激緩和に役立つ組み合わせです。
この順番を意識することで、ビタミンCやレチノールなどの有効成分が肌にしっかり届き、なおかつ刺激を和らげつつ保湿力を高めるセラミドの良さを引き出すことができます。特に敏感肌や乾燥しやすい方は、セラミドを使うことで刺激によるトラブルを予防しやすくなるので、ビタミンCやレチノールを本格的に取り入れたい方ほど試してみてください。
セラミドの安全性と注意点(併用禁忌など)
セラミドは非常に安全性の高い成分です。もともと人の皮膚に存在する物質ということもあり、外から補ってもアレルギーや刺激を起こしにくく、赤ちゃんから高齢者まで幅広く使われています。現在、米国FDAやEUなど世界各国の規制当局でもセラミドは使用制限のない安全な化粧品成分と位置付けられています。
動物やヒトを対象とした試験でも有害な皮膚反応や全身への悪影響は認められていないことが報告されています。また、セラミド分子自体は肌の角質層に留まり、真皮など体内深くに浸透しないこともわかっています。
以上のことから、適切に配合されたセラミド配合製品を通常の範囲で使用する限り、副作用の心配はほとんどないと言えるでしょう。
併用禁忌はある?
併用禁忌(いっしょに使ってはいけない組み合わせ)についても特筆すべきものはありません。
セラミドはビタミンCやレチノール、AHA(フルーツ酸)など他のスキンケア成分と併用しても問題ないどころか、むしろ刺激を和らげ効果を高める助けになります。例えばレチノール配合の美容液とセラミドクリームを組み合わせれば、レチノールの有効性はそのままに乾燥や皮むけを軽減できます。同様に、セラミドとヒアルロン酸、ナイアシンアミドなど保湿・整肌成分との相性も良好です。強いて注意点を挙げるとすれば、動物由来のセラミド原料です。一部に牛由来のセラミド(脳や脊髄から抽出)がありますが、プリオン病リスクから現在主要国では使用禁止となっているため、市販品で目にすることはほぼありません。通常は植物由来または合成セラミドなので過度に心配する必要はないでしょう。
CICAを含む製品の選び方
CICA配合の製品を選ぶ際には、以下のポイントをチェックしてみてください。
- 1.成分表示で「セラミド○○」をチェック
-
購入前に成分表示を見て、「セラミド」と名のつく成分がしっかり含まれているか確認しましょう。表示例としては「セラミド2」や「セラミドNP」「セラミドAP」などアルファベットや数字が付いた名前で記載されています。一般に成分リストの前半に載っているほど配合量が多いため、なるべく上位にセラミドが表示されている製品がおすすめです(成分末尾に少量入っているだけのものより効果を実感しやすいです)。
また「ヒト型セラミド配合」と宣伝している製品は、人の肌のセラミドと同等の構造を持つ高品質なセラミドを使っている証拠なので一つの目安になります。
- 2.肌質に合ったテクスチャを選ぶ
-
セラミド製品にもクリーム、乳液、ジェル、美容液など様々なタイプがあります。自分の肌質や好みに合った使用感のものを選びましょう。乾燥肌でしっかり保湿したいなら油分多めのクリームタイプ、脂性肌や夏場の使用なら軽めの乳液・ジェルタイプなどがおすすめです。べたつきが苦手な人は「オイルフリー」や「ノンコメドジェニック(非コメド生成)」と表示のある製品を選ぶと、ニキビの元になりにくい処方で安心です。
- 3.目的に合わせて他の成分との配合にも注目
-
製品ごとにセラミド以外の配合成分も異なります。自分の肌悩みに合わせて、相乗効果のある成分が入ったものを選ぶとより効果的です。例えばエイジングケア目的ならセラミド+レチノールやペプチド配合のもの、敏感肌の鎮静目的ならセラミド+アラントインやツボクサエキス配合のもの、ニキビ肌向けならセラミド+抗炎症成分(グリチルリチン酸など)入り、といった具合です。
逆にアルコールや香料が多く含まれるものは敏感肌では刺激になる場合もあるので注意しましょう。
「乾燥がひどいのにセラミド○○の表記がない商品」は避ける、逆に「セラミド何種類も入っている高保湿乳液を選ぶ」など工夫するだけで、セラミドの恩恵を最大限受けられるはずです。例えば顔のひどい乾燥にはセラミド1・3・6II配合の高保湿クリームが効果的とされます。自分の肌悩みにマッチしたセラミド製品で、潤い肌を目指しましょう。
よくあるQ&A
- ニキビや脂性肌でもセラミドを使えますか?
-
はい、ニキビ肌・脂性肌の方にもセラミドはおすすめです。セラミド自体に油分はありますが肌になじみやすく、適量を守れば毛穴づまりを起こしにくい成分です。むしろ前述の通りニキビ肌の方は肌のセラミド不足が指摘されており、セラミド配合の保湿剤でバリアを整えることは皮脂バランスの改善やニキビ悪化の予防につながります。テカリが気になる場合は油分控えめで「ノンコメドジェニック」処方のものを選び、化粧水~乳液の延長でライトに使ってみてください。ニキビ治療中で肌が乾燥しがちな人にも副作用軽減に役立ちます。
- セラミドとヒアルロン酸はどう違うの?一緒に使っていい?
-
役割が異なるため、併用がおすすめです。ヒアルロン酸は肌の水分を抱え込む「保水剤(ハイドレータ)」であり、セラミドは水分が逃げないようフタをする「保護剤(エモリエント)」という違いがあります。簡単に言えばヒアルロン酸=水分を与える、セラミド=水分をキープするイメージです。どちらも保湿には欠かせないので、一緒に使うことで相乗効果が得られます。実際のスキンケアでは、洗顔後にヒアルロン酸配合の化粧水や美容液で肌に水分を補給し、その後セラミド配合のクリームで蓋をするのが理想的な使い方です。
- セラミド配合製品はスキンケアのどのタイミングで使えばいいですか?
-
A. セラミド製品の種類によります。基本的には**「油分を多く含むものほどスキンケアの後半に使用」するのがコツです。セラミド配合のクリームや乳液であればスキンケアの最後(夜は一番最後、朝は日焼け止めの前)に塗って肌にフタをします。セラミド美容液や化粧水の場合は、洗顔後すぐ~中盤にかけて使用し、その後いつも通り乳液やクリームで仕上げましょう。要はセラミドを含むか否かよりテクスチャの重さで順番を決めればOKです。またレチノールやビタミンCなど先に塗りたい有効成分**がある場合はそれらを先に塗り、その後にセラミドクリームで保湿する流れがおすすめです。
- まだ10代ですが、セラミドケアは必要ですか?
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肌の乾燥や荒れを感じているなら10代でもセラミドケアは有効です。セラミドは年齢とともに減少しますが、思春期でも生活習慣やスキンケアの影響で不足することがあります。部活や日焼けなどで肌がダメージを受けたとき、セラミド配合のクリームでケアすれば回復を早められるでしょう。ただし10代前半で皮脂が十分ある場合は無理に高保湿をしなくても大丈夫です。肌が乾燥していなくても予防的に使うぶんには問題ありませんが、自分の肌状態に合わせて軽めの乳液程度から始めてみると良いでしょう。将来の美肌のためにも、早めにセラミドでバリアを意識したお手入れをするのは◎です。
- セラミドは顔以外のボディにも使うべき?
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はい、体の乾燥が気になる部分にもセラミド配合製品を使えます。顔ほど皮脂分泌のないひじ・ひざ・かかと、首やデコルテ、背中などは年中乾燥しがちです。こうした部位にもセラミド入りのボディクリームやローションを塗れば、潤いを保って粉ふきやかゆみを防げます。特に入浴後は体から水分が蒸発しやすいので、顔だけでなく全身にセラミド配合のボディミルクを塗る習慣がおすすめです。またアトピー体質で体にも湿疹が出やすい方は、医療用のセラミドローション(ヘパリミンクリームなど)を処方してもらえる場合もあります。顔〜体までトータルでセラミドケアすると、肌全体のコンディションが安定してきますよ。
まとめ
セラミドは肌の潤いとバリア機能を守る頼もしい成分であり、10代・20代のうちからケアに取り入れることで将来の肌トラブル予防にもつながります。セラミドを十分に補給された肌は乾燥しにくく外的刺激にも強いため、ニキビや肌荒れ、小ジワなど様々な悩みの改善・予防に役立ちます。
難しく考えなくても、普段のスキンケアにセラミド配合のアイテムを1つプラスしてみるだけでOKです。例えばお使いの乳液やクリームをセラミド入りのものに変えてみたり、お風呂上がりにセラミド配合の全身用ローションを塗ってみたりと、できることから始めてみましょう。きっと肌の調子が整い、**「何となく肌が調子いい!」**と感じられる日が増えてくるはずです。
スマホ世代の皆さんは情報が溢れていて迷うことも多いでしょうが、セラミドは皮膚科学的な裏付けも多く信頼できる素材です。もし「セラミドって実際どうなの?」と疑問に思っていたら、本記事を参考にぜひ今日から試してみてください。潤いに満ちた健やかな肌を目指して、一緒にセラミドケアを取り入れてみましょう!
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